フィリピンのほとんどの英語学校は韓国人経営で、フィリピンに留学に来ている学生のほとんどが韓国人です。竹島や歴史認識問題をめぐって日韓関係が険悪な中、韓国人だらけのフィリピンの学校に留学して大丈夫なのか? 嫌がらせや暴力を受けたりしないのか? 不安を感じる人が多いと思います。
そんな方々に伺いたいのですが、今急にみなさんの隣に韓国人か中国人が引っ越してきたとして、みなさんは嫌がらせをしますか? 普通はしませんよね。別にみなさんのお隣さんが竹島を占領したり、尖閣諸島の領海を侵犯しているわけじゃないんですから。別に嫌がらせも何もせず、普通の近所付き合いをする。それが普通の日本人です。
ではみなさんが、フィリピンに留学して韓国人から嫌がらせを受けると心配するのはなぜか? 答えは簡単で、マスコミが普通じゃない特殊な韓国人ばかりを選んで報道しているからです。マスコミが報道しているのは普通の韓国人ではありません。ごく一部の特殊な韓国人です。
なぜマスコミはそんなことをするのか? 2012年の中国での反日デモを例にとって考えてみます。あのとき北京では2万人が参加するデモが行われたとマスコミでは報じられました。それをテレビで見たみなさんはきっと、北京は大変なことになっていると心配し、このニュースに高い興味を持ったはずです。
では本当に北京は危険だったのか? 実は違います。北京の人口は2,000万人です。そのうち、デモに参加したのは2万人。北京市民の千人に1人です。つまり、千人の内、1人だけがデモに参加し、残りの999人はいつも通りに仕事をしたり、家事をしたり、買い物をしたり。平穏に平和に過ごしていたのです。そしてデモに参加するほど日本に強烈な怒りを示していた人も千人に1人ということです。要するに、いつも通りの平和な北京だったということです。
ですがマスコミがそういう本当のことを報道するとどうなりますか? 「北京で今日のデモに参加したのは千人に1人だけで、今日も北京はいつも通り平和でした♪」なんてニュースで言ってしまうと、誰も反日デモに興味を持たなくなります。ニュースの視聴率は落ちますし、ワイドショーも番組が成り立たなくなってしまいます。視聴率が落ちるとスポンサーからの広告収入が減ります。新聞も雑誌も売れなくなります。だから本当のことは伝えず、一番極端でセンセーショナルな部分だけを切り取って、それがあたかもすべてであるかのように、視聴者を印象操作するのです。
日韓関係も同様です。多くの日本人が竹島は日本の領土だと信じ、韓国政府に憤りを感じているでしょう。でもだからといって、韓国人死ね!とか言ってるのはごく一部の人達です。ほとんどの日本人は、韓国政府に腹が立つからと言って、目の前の韓国人に殴りかかったりしません。韓国人だって同じです。独島は韓国領だと確信し、日本政府に憤っています。でもだからといって、留学先で出会ったごく普通の日本人留学生にその怒りの矛先を向けたりしません。
日本と韓国の関係が悪化しているのは事実です。ですが、フィリピンに留学したからといって、同じ学校に留学に来た韓国人から嫌がらせを受けるようなことはありません。心配だという方には、テレビを見る時間を減らすことをお勧めします。テレビばかり見ていると事実が見えなくなりますので。
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