パスポートとは国が発行する身分証明書です。フィリピンに留学するには必ずパスポートが必要です。日本のパスポートは2種類あります。
1つは有効期限が5年間のパスポートです。このパスポートの表紙は紺です。もう1つは有効期限が10年で表紙は赤です。
20歳未満の人は5年期限の紺のパスポートしか申請できません。理由はまだ若くて顔つきが変化する可能性があるからです。
パスポートの申請は住民票がある都道府県で行います。
各都道府県には「旅券事務所」や「旅券センター」と呼ばれる機関があります。ここに行ってパスポートを申請します。都道府県ごとの詳細はこちらのページを参照してください。
パスポートを初めて申請するときに必要な書類は以下のとおりです。
住民票がない都道府県でパスポート申請をするのは非常に手間がかかります。
例えば、実家が鹿児島で鹿児島に住民票を残したまま東京の大学に通っている場合、戸籍謄本や住民票を鹿児島の実家から取り寄せる必要があります。親などに代わりに取ってきてもらうためにも、また書類が必要だったりします。
非常に面倒な作業になりますので、フィリピンに留学するしないに関係なく、実家に帰省したときにパスポートを申請しておくか、住民票を現在住んでいるところに早めに移したほうが良いでしょう。
また、未成年者がパスポートを申請する場合は、親など法定代理人の署名が必要です。
パスポートは申請から1週間前後で受け取ることができます。受取りは必ず本人が行かなければなりません。代理人が受け取ることはできません。
パスポート取得にかかる手数料は、5年期限のものが11,000円、10年期限のものが16,000円です。
フィリピンに入国するにはパスポートの有効期限がフィリピンからの出国日まで残っている必要があります。例えば1月1日から28日まで留学し30日にフィリピンから出国する場合は、パスポートの有効期限が1月30日まで残っていなければなりません。
有効期限が出国日まで残っていない、上記の例で例えば有効期限が1月20日までのパスポートでフィリピンに入国し、現地の日本大使館・領事館でパスポートを更新するという方法も認められません。
また、フィリピンに入国するには搭乗日が決まっている出国便のチケットが必要です。上記の例で言うと1月30日のチケットの提示を入国審査で求められることがありますので、1月20日に出国するとウソを付くこともできません。
さらに、多くの航空会社が日本から出発する便のチェックイン時に、フィリピンからの出国便のチケットとパスポートの有効期限を確認し、有効期限が足りない場合は搭乗を拒否します。フィリピンに入国する以前に日本から出国することができませんので注意してください。
パスポートの有効期限が足りない場合はどうすれば良いのでしょう? パスポートは残りの有効期限が1年未満になると、有効期限内でも新しいものに更新することができます。
例えば上の例で、フィリピンからの出国日が1月30日なのにパスポートの有効期限が1月20日だったとします。この場合、前年の1月21日以降であれば有効期限が1年を切っていますので新しいパスポートに更新できます。
なお、パスポートの更新にかかる費用は、新規に取得する場合と同じです。
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