フィリピン留学情報

エージェントとの上手な付き合い方

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エージェントを上手に活用する

フィリピン留学について最も多くの情報を持っているのは留学エージェントです。また、ほとんどのフィリピン留学のエージェントが留学手続きを無料で代行しています。このため、多くの留学生がエージェントを利用しています。

しかし、エージェントを利用して満足度の高い留学をしている人がいる一方で、エージェントを利用したことで不満を感じている人がいることも事実です。両者の違いは、エージェントを上手に活用できたかできなかったかにあります。

フィリピン留学のエージェントが豊富な情報を持ち、手続きを無料で代行しているのは事実なわけですから、エージェントと上手に付き合って、エージェントの持っているものを十二分に活用すべきです。

以下にエージェントとの上手な付き合い方を説明します。

フィリピン留学の基礎知識を持つ

まず大切なのは、フィリピン留学についての基礎知識を持つことです。

何も分からない状態で留学について相談すると、エージェントの言うことを正しく判断できませんし、自分の要望を的確に伝えることもできません。気が付いたら自分の希望とは合わない学校に留学していた。そういうことも起こりえます。

基礎知識

フィリピン留学に関するサイトを片っ端から読み込むなど、ある程度の基礎知識を仕入れてから、留学エージェントに相談するようにしてください。面倒かもしれませんがそうしたほうがエージェントの持つ情報や能力を最大限に引き出すことができ、結果として留学の満足度を高めることにつながります。

「何も分からないからエージェントに聞こう」ではなく、「ある程度分かってきたからそろそろエージェントに聞いてみよう」です。

会話形式のカウンセリングは避ける

留学エージェントの会社に行ったり、電話やスカイプを使っての会話形式のカウンセリングは避けるべきです。会話形式のカウセリングには問題点が2つあります。

カウンセリング

一つは、時間効率が非常に悪いことです。会話ですので話があっちこっち飛んだり、変なところで盛り上がったり。2時間カウセリングをして疑問は3つしか解消されなかったといったことがよくあります。

もう一つは、自分のペースで進めることができないことです。カウンセラーに悪気はないのですがトークの流れというものがあります。まずこれを説明して、次にここをアピールしてという定形を必ず持っています。このため、良い話をズラッと聞かされて終わり、となってしまう可能性があります。

こういった問題を避けるため、留学エージェントへの問い合わせはメールで行うのがベストです。メールだとやり取りの記録が残りますので、言った言わないのトラブルを避けることもできます。

上手な問い合わせ方

エージェントにメールで問い合わせや相談をするにはコツがあります。これはぜひ知っておいてください。

まず第一に、箇条書きを多用してください。メールで問い合わせようとする場合、ほとんどの人は手紙を書くように考えていることや疑問に思っていることをズラズラと書いてしまいます。ですがそれは下手な問い合わせ方です。

以下は典型的なダメな問い合わせメールの例です。何がダメなのか考えながら読んでみてください。

こんにちは。はじめまして。今度の夏休みにフィリピンに留学しようと考えています。

英語は中学と高校で勉強してきましたが、大学に入ってからはほとんど勉強してないので、会話とか全然自信がないです。こんな私でも留学して大丈夫かな?と不安があります。けど、やっぱり最後は自分次第なので、頑張れば結果は出るかもとも思ってます。

一番の問題はお金についてです。親にあまり迷惑をかけたくないし、でも自分のアルバイトでは限界もあるし、奨学金とか使えればうれしいなとも思いますが。大体いくらくらいかかるのですか? 期間は4週間くらいで考えています。

あと、フィリピンの英語の先生の訛りもちょっと心配です。セブよりマニラのほうが訛りが少ないのなら、マニラにしても良いけど、できればセブのほうが良いですし。フィリピン人の英語があまり訛ってないなら問題ないんですけど…

回答してもらえたらうれしいです。よろしくお願いします!

何がダメなのか? ダラダラ書いているから伝わらないんです。この人がどんな状況で何を聞きたいのか。みなさんはこのメールを読んで、この人の聞きたい項目がいくつあるか分かりましたか?

友達にグチを聞いてもらうならば、別にダラダラ文章でもかまいません。ですが、伝えたいことがカウンセラーに正確に伝わらないと、問い合わせメールの意味が無いですよね。

そこで、上のメールの内容を箇条書きを使って書くと次のようになります。

こんにちは。はじめまして。フィリピン留学を考えていますが、いくつかうかがいたいことがあります。

まず、私の状況は次の通りです。

うかがいたいことは次の5点です。

お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答をよろしくお願いします。

上のダラダラ文章バージョンでは、質問項目が5つあることに気付かないカウンセラーもいるでしょう。結果として、5つのうち3つしか答えが返ってこないかもしれません。

箇条書きにすると、何となく固い感じになります。でも大切なのは、カウンセラーに自分のことと疑問点が的確に伝わるかです。カウンセラーにとっても、柔らかくて分かりにくいメールより、固くて分かりやすいメールのほうがありがたいんです。

問い合わせメールは箇条書きで書く。フィリピン留学成功への重要ポイントです。

複数のエージェントに問い合わせる

上手な問い合わせ方の2つ目のコツは、同じ内容を複数のエージェントに問い合わせることです。問い合わせメールをコピペするだけですから簡単ですよね。

複数のエージェントに問い合わせることで、まず第一に、いろんな見方を知ることができます。

エージェント

例えば留学生寮について質問して、エージェントの1社から「ルームメイトと英語で会話ができるので2人部屋のほうが良い」と回答があったとします。質問したのがその1社だけだと「ふーん、そうなんだ」で終わってしまいます。

ですが複数のエージェントに問い合わせると、「1人部屋は自習の時間を確保できて良いですよ」とか、「3人部屋だと他の2人が韓国人で韓国語で話してて、けっこう孤独感ありますよ」とか。別の見方も知ることができるわけです。

1社だけに質問していたら、そのまま2人部屋にしてたでしょう。でも、複数のエージェントに聞いていれば、1人部屋にしたかも知れませんよね。

エージェントの信頼度を判断できる

第二に、複数のエージェントの回答を比較することで、どのエージェントが信頼できるかを判断できます。

例えば、「英検3級レベルなんですけど、4週間留学したらアメリカ人と自由に会話できるようになりますか?」と質問したとします。

A社の回答

大丈夫ですよ。フィリピン留学はマンツーマンが主体なので短期間でも驚くほど成果が出ます。英検3級ならば基礎はできているので大丈夫です。自分に自信を持ってください!

B社の回答

自由に会話というレベルまでは無理です。4週間必死に頑張れば相手の言ってることの半分くらい聞き取れて、片言のブロークンでも相手に伝えることができるというレベルにはなれます。ですが4週間でペラペラは無理です。英語はそこまで甘くありません。

あなたはどちらを信頼しますか?

エージェントとのやり取りのメールはエージェントの比較、判断の大切な材料になります。

カウンセラーを敵にまわさない

エージェントへの問い合わせは1回では終りません。疑問点を問い合わせ回答がくる。それをもとにいろいろ考えて、出てきた疑問点をまた問い合わせる。この繰り返しです。

ですので、問い合わせをするカウンセラーとは長い付き合いになります。そこで非常に大切なのがカウンセラーを敵にまわさないことです。

フィリピンの学校の寮の部屋

例えば、問い合わせをしてカウンセラーから回答が来て、それに対してあなたが返事も何もせずに放ったらかしにしたとします。次にまた問い合わせをしたときに、カウンセラーが親身になって答えてくれると思いますか?

カウンセラーだって人間です。グーグル扱いされて気分が良いわけがありません。自分が逆の立場だったらどうでしょうか? 敵にまわったカウンセラーはさすがにウソの回答はしませんが、力も入れずにいい加減に回答するかもしれませんよね。

はたまた、あなたに合ってるか合ってないかはお構いなしに、適当な学校を勧めてくるかも知れません。カウンセラーを敵にまわして得することは一つもないのです。

カウンセラーを自分のファンにする

ブログやツイッターなどでも留学情報を得ることはできますが、やはり情報量と精度でエージェントに勝る情報源はありません。ですので、自分の役に立つ情報を目一杯出してもらうためには、カウンセラーを自分のファンにするべきです。

利用者の立場でエージェントと接していると、なんとなく自分がエージェントを選んでいるだけのように錯覚しがちですが、実はカウンセラーも利用者を選んでいるのです。

カウンセラー

自分がマクドナルドでアルバイトをしていて、よく来る常連さんが2人いたとします。1人は食べ終わったあとゴミをちゃんと捨ててくれる。もう1人はグッチャグチャに散らかしていつもそのまま帰る。ポテトの量に差を付けてやろうって思いませんか?笑

カウンセラーだって同じです。毎回聞くだけ聞いて放ったらかしの人と、「丁寧に回答してくれてありがとうございました。また分からないことがあったらよろしくお願いします!」と返信してくる人と、対応が変わって当然ですよね。

どうすれば、カウンセラーに自分のことを好きになってもらえるか。どうすれば、この人のために精一杯がんばろうと思ってもらえるか。どうすれば、カウンセラーに自分のファンになってもらえるか。そういう視点でカウンセラーと接してみてください。

エージェントの選び方

エージェント

フィリピン留学では、大半の留学エージェントが手数料無料で留学手続きを代行しています。このため、大半の留学生がエージェントを利用します。

そこで、どのエージェントを利用するか選ぶことになるのですが、ここで役に立つのがそれまでの問い合わせでのやり取りです。次のような基準でエージェントを選んでいきます。

回答のスピード
…問い合わせメールに対する回答が遅いエージェントと付き合ってろくなことはありません。申し込み後の対応もすべてノロノロと進みます。仮に回答するのに時間がかかるにしてもまともな社会人ならば「調べてから回答しますので2日お待ちください」と、先に一言断りを入れます。
悪い情報も出す
…「安くて、海に近くて、マンツーマンが多くて…」と山盛りの希望条件を出したときに、「この学校が一番条件に合っていますが海からは遠いです」のように、マイナスポイントも隠さず出すエージェントのほうが信用できます。
耳に痛いことも言ってくれる
…「4週間でTOEICスコアを300点上げたいけどダイビングのライセンスも取りたい」と言ったときに、「必死に頑張らないと300点アップなど不可能ですのでダイビングはあきらめて下さい」と言ってくるエージェントはまともです。
イエス、ノーがはっきりしている
…「この予算では無理です」、「この条件を外してくれれば当てはまる学校があります」、「日本人1人だけになる可能性は限りなくゼロです」など、お客様に嫌がられるような内容でも、ごまかさずにハッキリと明言するエージェントのほうが信頼できます。
契約を急がせない
…大切な留学なんですから、じっくり考えて結論を出してもらうべきです。それを急がせるのは、他社に取られてしまうのではないか、という自信のなさの表れです。

問い合わせのやり取りで親切だったとか、なんとなく気が合ったとか。そういうことも大切じゃないとは言いません。ですが最も大切なことは、エージェント、カウンセラーとして優秀であるか、有能であるかです。上に挙げたのはそれを判断する基準です。

留学する学校を選ぶ

フィリピンの英語学校

留学するフィリピンの学校を選ぶと言っても、普通の日本人はフィリピンの学校のリストなど持っていません。実際には留学エージェントにおすすめの学校をいくつか紹介してもらい、その中から選んでいきます。

では、どうすれば自分の希望に合う学校を紹介してもらえるか? そのポイントはカウンセラーに自分の希望を「どのように」伝えるかです。次の3点に気を付けてください。

具体的な条件を箇条書きで出す
…これは留学エージェントに問い合わせメールを出す時と同じです。文章でダラダラ書くより箇条書きにしたほうがカウンセラーに確実に伝わります。また、箇条書きにすることで自分の頭の中を整理できるという効果もあります。
条件に優先順位を付ける
…条件が多い場合、すべての条件を満たす学校がないこともあります。そこで、希望条件は優先順位の順番で箇条書きにします。もちろん「希望条件は優先順位順に以下の通りです」と一言書いておきます。
形容詞表現ではなく数字を使う
…安い、日本人が少ない、空港から近い。こういった形容詞表現は人によって基準が異なります。ですので、10万円以内、日本人が5%以下、空港からタクシーで30分以内、のように数字で表現します。

希望が100%カウンセラーに伝わらない限り、カウンセラーだって100%希望通りの学校を紹介しようがありません。カウンセラーの能力をフルに引き出すには、利用者側の工夫も必要です。

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