タダのものは何もない

セブパシフィック航空の機内サービスですが、タダで受けられるサービスは何もないと思ってください。それがLCC(格安航空会社)での常識です。

まず、無料の食べ物や飲み物は一切ありません。機内食は事前予約制の有料です。ソフトドリンクやビールといった飲み物、カップ麺やスナック菓子といった食べ物はすべて有料での販売です。ちなみに水も無料ではありません。ペットボトルの水を有料で販売しています。

セブパシフィック航空のようなLCCは新幹線と同じだと思ってください。チケット代に含まれているのは運賃だけです。新幹線のきっぷ代に車内での食事は含まれていませんよね。新幹線では無料の食べ物も飲み物もなく、車内販売で駅弁やビール、コーヒーをお金を出して買うのと同じです。

また、映画やゲームを楽しめるモニタ画面も付いていません。全ページ英文の機内雑誌が1冊あるだけです。毛布やブランケットの無料貸出しもしていません。有料で販売しています。

セブパシフィック航空が良心的なのは食べ物や飲み物の持ち込みを認めている点です。他のLCCでは機内販売の売上を伸ばすために、食べ物や飲み物の持ち込みを禁止しているところもあります。セブパシフィック航空は持ち込みが可能です。

免税品の販売は国際線の機内に限って行われています。

セブパシフィック航空の機内食

セブパシフィック航空では国際線に限って機内食があります。下の写真のように4種類あり、すべてご飯とフィリピン料理の組み合わせです。

セブパシフィック航空の機内食

機内食は有料で、注文はチケットをインターネットで予約する際に行います。値段はマニラ-ドバイ線を除き4つとも350ペソです。日本出発のチケットを予約する際に注文する場合は、ほぼ為替レート通りで日本円に換算されます。大体800円くらいです。

機内食の注文は出発予定時刻の24時間前までに行う必要があります。また、注文後のキャンセル、メニューの変更はできません。

セブパシフィック航空の座席

機内サービスとは少し違いますが、座席についても説明しておきましょう。セブパシフィック航空の座席にはビジネスクラスとエコノミークラスのような座席のグレードの違いはありません。すべての座席がまったく同じグレードで、座席の材質や利用できるサービスもすべて同じです。

セブパシフィック航空の座席

セブパシフィック航空の座席で特別扱いされるのは、機内前方の席と非常口の横にある足元の広い席です。これらの座席は「Premium」シートと呼ばれ、その他の一般の座席は「Standard」シートと呼ばれます。

左の図で紫色になっている14列目の6席が非常口横の「Premium」シートです。足元が広いので特に国際線など搭乗時間が長い便では人気の席です。

ただし、この席には誰でも座れるわけではありません。緊急時には客室乗務員に協力して避難誘導をしなければなりませんので、英語を話せること、身体に障害がないこと、15歳以上であることなどの条件を満たす人だけが非常口横のPremiumシートを利用することができます。

座席の予約

セブパシフィック航空ではインターネットでチケットを予約する際に座席を指定することができます。詳しい予約方法については次のページの38.以降を参照してください。→「ネットでの予約方法

予約料金

何でも有料のセブパシフィック航空ですので、座席を指定するのにももちろんお金がかかります。フィリピンの国内線、またはフィリピン出発の国際線を予約する場合、通常のStandardシートの予約料金は130ペソ、機内前方と非常口横のPremiumシートは230ペソです。日本出発の国際線を予約する場合はStandardシートが700円、Premiumは1,000円です。座席指定料金は国内線も国際線も同じです。

これは片道あたりの予約料金ですので、例えば行き帰りとも非常口横のシートを指定すると往復で2,000円となります。また、一度予約した座席は変更できませんし、変更の取り消しもできませんので注意してください。

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